RC造住宅の基礎

  • 2020.05.12
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しばらく前に着工して現在基礎の配筋中ですが、やっぱり木造の基礎とは圧倒的に材料も手間も多く、これは贅沢な作り方だわ〜と改めて。
大阪での修行時代にはこの100倍近いようなRCの現場も見ていましたし、たまに書きますように木造しかできないわけではなく、こういう難しい仕事もしっかりとできますw
でも今思うと、あれは公共施設でこれは住宅であり、あれは一担当者でしたがこれは僕が1から思いを込めて設計をしたものであり、このスケールでも、肩の荷はズッシリと重いものです。
木造であればやり慣れて、いつもの仕様、みたいな感じで安心できてしまっている部分もありますが、今回はそうも行かず、自分で現場としっかり向き合って行くしかないのですが、ちょっと施工者とのやり取りで不満があり現場で感情を出してしまってきました。でもそれはこちらの強い思いを伝えるためであり、結果理解してもらって今後も含め、しっかり対応してもらえるかと思います。
この「設計事務所」というのは「設計施工一貫」のHMやビルダーさんとは違い、施工側の安易さから建物の質を守るために独立した存在ですから、たまにこういうことはあり、胃が痛くなるようなこともありますが、設計料をしっかりと頂くことで、施主の利益を最大限に実現するのが使命ですから、こういった戦いを避けるわけにゆきません(設計事務所でもそんな戦わない所が多いので一緒にしてはいけませんがw)

来月以降、打ち放しとなる上部躯体が立ち上がってきますから、さらなに気を引き締めて。。またここにも上げます。