事務所の新たな看板

  • 2024.05.06
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長谷守保建築計画。2000年に始め、もう25年目に入りました。この鹿谷に移ってからも今年で14年ですが、小さくて目立ちにくい看板だったので、いまだに設計事務所だと気づかれないのも良くないとずっと思いつつ、かといってありきたりの看板をつけたくもないし、、と。でも頑張って考えてやっと設置できました。パッと見、何の変哲もないように見えますが。

近寄ってもまだ分かりにくいですが、ガラスの中にガラスの文字が埋まっています。
21ミリの透明ガラスの中に18ミリ分の文字なのですが、屈折率の関係で薄く見えてしまうのがガラスの特性。でも良く見れば。。です。
光が当たるとこんな風に影ができたり、一日中見え方が変化しつつ、やっぱりガラスなので、無駄な存在感が和らぐ。
歴代もガラス看板でしたが、ガラスって素材はその透明性によって、奥行きの表現ができるのが面白いので、それを活かしたデザインでもあります。

歴代のを並べてみました。ダルガラス。積層ガラス。で今回のも同じガラス工房さんに依頼しましたが、僕のイメージを伝えて試行錯誤で作っていただいたので、なんと名付ければ良いのか?

せっかくガラスだし、夜は光らせようとテープライトを仕込みましたが、思った以上明るくギラギラしてしまい、調光できるタイプで良かったですが、結構絞ってます。

ということで、通りすがりにご覧いただければと思います。