長谷守保建築計画

The Yakuza


すごいぞ!
1974年。日米合作というのかな。健さんカッコイイし、岸恵子さん美しい!
良くある外国からみた日本のズレというのよりも、任侠の世界なんてもう遠い感じなので、それが面白かったり、あの時代のインテリアや服装なんてのもちょっとアメリカ人からの眼で脚色されているみたいなのも観ていて面白かった。
「義理」という言葉が物語を貫いているのだけど、今と重さが全く違う。アメリカ人に指を詰めさせる覚悟をさせるなんて。
それも単なる宗教観だと言えば、どの国民だって命と同じくらい重たい言葉というのを背負って来たのだから同じかもしれないけれど、無私な感じが特殊なのかなあ。
ちょっと軽い感じになってしまいましたが、自分の生まれた頃の映画がすごく輝いて見えるなんて良いなあと。。。今の映画が30年、40年経って、そう思われるだろうか??と思うとかなり??だから、時代の流れが加速度的だというのはあるとしても、義理でないにせよ、それだけは譲れない,確固としたものがあればこそ、と思うが、今見渡しても残念ながら見当たらない。
人間、言葉を並べてごまかす事はできるけど、あんな風に、語らずとも大切な事が伝わるようになりたいものです。

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1件のコメント

  • 2011-06-27 @ 11:54 AM
    Moriyasu_Hase

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    「禅を加味したコルビュジェ」面白いですね。
    社交的な人間が、内向的な人間の内に何か大切な、自分に無いものを発見する、みたいな。
    もちろん逆も然りですが。
    まあでも、結局は大人になって性格なんてそう変わる訳ではないので、それを知らずに死んで行ってもなんて事はない、つまり異文化を知るなんて自己満足の娯楽の領域は出られないようにも思えます。

    「無くても平気だったもの」が「無くてはならないもの」にどんどん変わってきた結果、本当に無くてはならないもの、をすっかり見失ったのが今だと思います。

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On 6月 21, 2011
by hase
in みるーよむーかんがえる

1 Comment

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