GATTACA
知らなかったのですが、F.L.ライト設計のマリン郡庁舎が舞台として使われているのですが、写真などでは見ていたのですが、グッゲンハイム美術館的な確かにSF映画には向いたとても良い建築として映りました。そしてセリフもそのほかも、美しい映画です。
遺伝子操作で「適性者」が作られる時代に普通に生まれた「不適正者」ビンセント。
宇宙飛行士を夢見るようになるけど、「適性者」しか受入れられない。
元金メダリストで事故によって不自由になったジェロームになりすまし宇宙飛行士に。
困難が待ち受けるけれど、劣等感をバネに必死で努力してきた彼はとうとう宇宙へ。
言葉ではうまく伝えられない、とても微妙な美しさをもつ映画ですので見てください。
SFと言えどもかなり現実的に起こりそうな世界で、でもやはり、そんな遺伝子の優劣だけで人の運命は決まるはずはないのだ。
でももし、自分の子供を、安全に,合法的に、遺伝子操作して生む事ができるとしたらどうしますか??
全員がそうなるなら良いけど、そうじゃないとしたら新たな差別を生みますよね。
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建築やってる人間はこの手のSFを好きなのですが、何でだろう?と。実際未来も考えて設計しなければならないはずだけど、実務的にそんな事はやってられないけれど、そんな未来を本当は自分も描きたいと思っているからでしょうか。笑
でもライトの建築が未来的に見えるというのはちょっと不思議でもありましたが、既視感が無いからかなあと思ったりしました。
twitterからの件ですね〜。確かに、手品みたいなもの、その通りですが、「なーんだそーだったのかー」で済まされない所が恐ろしい所ですよね。