長谷守保 建築計画

ESPERANZA SPALDING


グラミー賞受賞とかって情報から軽くまとめて買ってみたのですが、最近ずっと聞いてます。
いや、天才。
天才って言葉は、本当に楽しげにやっている方に相応しいけど、楽しそうなんだな〜。だからこちらも楽しくなる。
僕は正直音楽は全然詳しくないですが、芸術や建築との対比で考えてみると、「音符」ってルールがこれだけ普遍化しているってことって、こちらの世界から言わせると、結構不思議なんですよね。でもその共通言語っていうのはほとんど文句がないからこれだけ普遍化しているのかなあ??
そして「絶対音感」なるものがあることもそれを裏付けるのか?
建築も「凍れる音楽」だなんて言われるけれど、そんな音符のようなルールって、作ってきた(オーダーや木割などなど)けれど、決して普遍的でもなんでもない。
そして音楽には音符ってルールがあるからこそ、逆に本当に多様で美しい音楽が生み出され続けているけれど、建築の世界に出来たルールは,表現の巾を狭めるだけになってしまっている。
音楽って、数学に近いのかな。
建築や芸術のように、環境や時代や陽の当たり方なんていうものに影響されないある種閉じた世界の中で完結しうるというか。。
つまり、視覚というのはそんな性質で、一方の聴覚は視覚ほど情報量が多く無いという事かなあ。。
と、思いつくままでした。

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1件のコメント

  • 2011-03-12 @ 6:16 PM
    Moriyasu_Hase

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    いつもながらに引出しの多さには脱帽です。
    なんか来そうな気がしてましたけれど。笑。
    確かに記譜なんでしょうね。
    聴覚の方が視覚より純粋性が保たれているからルールや法則性が保たれ易く再現性があるというか。
    一方の視覚の方は文化的な意味が張り付いたりするから雑念の塊でどうしようもない。だからこそ冗長性があるのでしょうか。
    一方の聴覚の方が融通が効かないからこそ耐えられない音もある。みたいな。
    磯崎さんじゃないですが、世の中考えてみるべき事は山のようにあるようですね。

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On 3月 10, 2011
by hase
in そのた

1 Comment

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