philosophy/哲学

  • 2010.06.22
  • BLOG

余り難しくならないように書かなければ。。
フィロソフィーの語源は「知を愛する」という事で、まあそれだけだといえばそれだけ。
何故知を愛するかといえば、多分、人間存在という自分があまりにも知らない事が多いと自覚するから。
そう、僕たちはあまりにも知らない事が多いのであって、多分いくら人間が生き続けても全てを解明出来ない事は、もう今の学問が一方では証明していたりします。実は。
で、ソクラテスが言ったという「無知の知」ではないけれど、全てを知る事なんてできないのを正直に認めた上で、知ったかぶりをしないで、知る事に対して常に努力をするようなスタンスが、つまりフィロソフィーなんだと思います。
そしてその、知ったかぶりをしない態度こそが、様々な発見や到達の源だと思うし、でもその態度に至る事ができるためには、やっぱり自分の人生なんて本当に限られた、全く無力な経験しかできていない事を素直に認めて、先を走ってきた先輩方の言葉を聞き、本を読み、そこで始めて無知を知る事ができ、そしてさらに知への欲求が湧くんだと思います。
人生刹那的に楽しく生きていけばいいや、というのも一つの人生。
でも、そこには何も蓄積はありません。
知る事、考える事というのは、きちんと蓄積してくれます。
でもその知るべき事とは、今の世の中に溢れる軽薄な知識などでは決してありません。
私たちに生きる力を与え、考える力を与えるような生きた知です。
僕もまだまだ勉強不足ですが、でも少しでも心がけていると、楽しいですよ!
別に専門知識なんてなくても、ただ素直に自分が生きている事を深く考えれば良いんだと。
たまにはきちんとした議論がしたい。。。仕事は忙しいけれど、、たまには。
来月くらいにはまた語るオフ会でも計画します。