PFIとスタバ
- 2019.06.17
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袋井でのことですが言いたいことが沢山あるネタですので。。
まずはPFIについては以前からやり方として反対してきましたが(僕が反対しようとどうもならんが)、つまりは当面良さげな提案を描ければ、目先の巨大な工事が受注できる、というシステムなので、設計者もそれに従うしかなく、建築物としてはずっと存在し続けるんだからもっとこうしなければ、と思っても予算内で淡々と設計をさせられてしまうし、誰が決定権限を持つかと言えば、やっぱりその事業を受注した側なので、設計者の立場も弱いに決まっている。だから当然良いものはできないし、30年すれば間違いなく悲しいことになっていると予想します(PFIでなくてもすでに悲しいことになっているザ○シティなどもありますけど)
その上にこの件では、(調べたところまた)スタバが出店するというお飾りが、選定に影響を与え、関係者たちはその集客力に期待していたのに、出ないことになってしまったというのだが、契約違反ではないと言えども、詐欺みたいな話ですね。ただそれ以前に、僕としてはスタバに公共施設への集客の力を期待するなんてアホな話はないと思うし、浜松城公園にできた時も、同じことを思ったし言いました。ただ来場数が増えることになんの価値があるのか?公共の駐車場を外資の砂糖たっぷり(じゃないのもあるんだろうけど)肥満を助長するような店舗に使わせる、ということに問題は感じないのか?と思います。で、あの時書きましたように、もちろんその後行ってませんし行くつもりもありませんし、今すぐでも撤退させたい気持ちは変わりません。もちろん世の中には体に悪いものがもっと沢山あるのでスタバばかり非難してはいけないのはもちろんですが、行政がそれに加担をするな、とそれが言いたいのです。
それにこの施設は体育館。健康のためでしょ?だったら少なくとも糖分抑えたものしかメニューに載せさせない、くらいの制約を最初にむしろつけるべきだった(もちろんそんなの通らないだろうけど)んじゃないか?あんな健康によくないもの、飲むのは自由だけど、それで不健康になって医者を儲けさせ、国を滅びさせるのはやめましょうと、思います。