Ab-House
- 2007.12.26
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工事も2月の頭完成に向け、大詰めに入ってきました。
木製サッシュのガラスも入り、外壁の左官壁も施工され、外装はだいぶ完成に近くなりましたが、年明けまでは足場があり、全容はそれまでのお楽しみです。
ただ、足場のある内でないと確認できないこともあるので、足場をグルグルまわりながら外部の確認をいろいろしました。木製サッシュと一部板張りをしているところや、軒天井はなどは、材質も寸法関係も、そして施工もですが、とても良かったです。
木製サッシュは、サイズも大きいこともあり、少し重たいのはありますが、とても素直に『そこにある』とう感じが出ていて、やはり頑張ってつくっている甲斐があったと思います。そして外壁の左官もやはり既製品的なものとは違った、素直な表情で、僕よりもずっと長生きしてくれそうな(と大げさ?)気持ちがしました。
2階の三角になったデッキ部分も、手すりやデッキがまだですが、とても気持ちのよい場所になりそうです。
そこを含め、外部にだいぶ木を使っていますので、もちろんアルミやステンレスなどという素材よりも手間はかかるでしょう。でも、やっぱり金属というのは、緊張感をうみだす材料ではありますが、心に安らぎを感じさせる材料ではないですね。
毎日安らぐために過ごす住宅だからこそ、機能や性能、という言葉に振り回されずに、本当に気持ちよいと思う事ができる空間を実現するべきだと、改めて思いました。
その空間というのは、もちろん「形」も要素ですし、大切にしたいのですが、その素材をどうするか、という事は、今の新建材に囲まれた時代だからこそ、大切に思います。
でも、自然素材を使えばいいというものでもなく、そこには「センス」が必要ですよ。
そうでないとただ田舎っぽいだけになっちゃいますよね〜。。
と少し皮肉っぽく(^o^)