竣工写真1/Ns_house_2024

  • 2024.07.18
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Worksには上げましたが、改めてこちらでコメントをつけながら。まず外観の部です。
まだ土地探しの時点で、200〜300坪くらい広めで温室を建てたく、眺めが良い土地を。というご要望でいくつか土地を一緒に探させていただきました。
天竜川が見える土地も面白そうだったのですが、ちょっと難があり、、ネットで見つけて強いクセがあるけど安く、上手く活かせれば面白いと現地に行くと、古いRCの平家が荒れて残り、周りは竹藪。ちょっと怖い感じもしましたが綺麗に撤去すれば間違いなく気持ち良い場所だしチラッと浜名湖も見えそう。南北に崖上の高低差があったり慎重な設計が求められる予感はしたのですが、今まで私なりに色々経験しているので何とかなる(する!)という気持ちでおすすめしました。

右奥にチラッと浜名湖が。なにしろ広い土地で周辺環境も力強く、ここは伸び伸びした建物にしなければということで屋根が25mもあります。
これが街中にあったらもっとびっくりすると思うけど、この場所だと良い感じに馴染んでいる?ような。

夜はこんな感じ。道路が上がってゆくのでこんな感じで見下ろすようになり、手前の崖上のところは今後少しずつ目隠し的な緑化を足してゆかれる予定。

玄関とガレージの屋根。普通ガレージの屋根は不燃材を求められボードに塗装が当たり前のようですが、外観としてすごく落ちて見えるので当然のように内部同様、杉赤の天井。きちんと確認申請もガレージで通ってますが、その具体は秘密ですw
そして奥にハウスがあり内部の照明で良い感じに光ってます。ハウスについては後半に改めて書きます。

この屋根のはね出しはなかなか大胆に見えて、大丈夫?と思われると思いますが、この建物は長期優良住宅を取っているので耐震等級も取ってあり、屋根の構造の中に結構大きな梁を内蔵させつつ、重たく見せないために下端だけチラッと見せていたり、竿縁も細いので、余計華奢に見えるのだと思います。
軒の出も大きめですが、屋根面の勾配の垂木と竿縁を先端で緊結して三角形を作ることで強度はかなり高まっていると思いますし、天井下の竿縁も梁と絡めて組んであるので、構造計算上はカウントできませんが間違いなく強度に寄与しているので、決して飾じゃないのよ、です。

では内部は改めて書きます。