竣工ー外観

  • 2010.08.09
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土曜日にオープンハウス+引渡をしながら撮影をしてぐったり疲れたのですが、今回は良いカメラとレンズを(買う検討をしてたらカメラやさんがメーカーから借りてくれた)使ったらより楽しく良く撮れたので疲れもちょいと飛びました。
と、それ以前に施主さんにとても喜んで頂いているのが何より嬉しい事です。
正方形のコンパクトな平面の平屋で、コストは抑えめにしながら、いかに何かを諦めた感じではない贅沢な感じにするか、そんな所が大きなテーマだったのですが(僕の中で)、周辺環境も伸び伸びしている中で、大きな軒、大きな窓と、開放的でつながりのある内部をつくることができて、なかなか贅沢にできたじゃん、とカメラを覗きながら思ったりもしました。
正方形のプランは今までもいくつかつくって来ましたが、単独の正方形は始めてでした。で、見て頂いた方にも「かわいい」という感想があったそうで、やっぱり正方形の左右対称的な完結性というのが、ある種のキャラとなって、かわいさが出るのかなと思いました。
決してそれは狙っていないのですが、住宅には「一つ屋根の下」的なまとまりを感じさせる事は大切なんじゃないかとは思っています。
でも、僕としてはただ素直に、大きな軒を低くかけて、落ち着いた、永く住む事ができる場所をつくったというだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。
30年後(何とか僕は生きているかな)の姿を楽しみに出来るような、そんな建築をつくりたいと思っていますし、この住宅ももちろんそう思いながらつくりました。
内部は後日。