竣工しましたーなか
- 2008.08.04
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続いて内部です。
住宅の延長の和室と、隣の医院の延長の検査室という異質なものが一つ屋根の下隣り合っていますが、中ではつながってはいませんし、もちろん、つながって感じては、どちらの側からも良いものではないから、つながって感じないように考えたつもりです。
和室は、今回はアルミサッシュで仕方なかったのですが、出来るだけアルミやロールスクリーンの存在がさりげなくなるような、細かな納まりは試みていますので、それほど気にならないように出来たのかな、と思います。
コンクリートやタイルなどの無機質な空間と違い、木と土の空間にはどうしてもアルミは感じたくはないですよね。
天井から軒天は板を張りましたが、エッジをすっきりさせることで、野暮ったさのない、ちょうど良い感じにしています。って感覚的ですね。。
一方の検査室は、空間としてどうとか言うものではないですが、結構な金額の機器が入っています(^_^;)
そして、実は、壁や床、空調なども、この機器の為に随分いろいろな対応をして、手間をかけて設計と工事をしています。
という事で、今回は増築、また医療系という独立後初の組み合わせで、いろいろ大変な反面、勉強になりました。
今までは新築住宅が多かったのですが、これからはもう少し新しいものを手がけてゆきたいと思いますし、世の中つまらない建物が多すぎるので、不特定多数の方が使うような建築もつくって、多くの方に良い建築を感じてもらえるようにしたいなあと偉そうに思っています。
僕は、自分の口から高い目標を吐き出して、そして自分が安易に走らないようにするクセがあるようです。。。