着工します!

  • 2018.10.07
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少し前にスケッチ?載せましたが、本日工事契約と地鎮祭が終わり、いざ着工へ!新しい試みもあったり何かと思い入れの強い住宅なので工事の進捗が楽しみです。

敷地は高低差もありワイルド?な敷地なので建つ前を見ると驚かれるかも、ですが、私の家と事務所も同じでしたが、出来てしまえば、いいところだね〜と言ってもらえるかと思います。

また、四角っぽい外観というか、側面は屋根が出ずに勾配も緩いので「木造の家!」という感じがなくて白模型レベルだと、なんかあっさりして見えるかと思いますし、僕の今まで作ってきたものとは違うラインですが、僕は決して「木造の家!」という感じにしたいわけではなかったけど、必然的になってしまっていたところもあり、それを乗り越えるために今回は敢えてやらせていただいているところがあります。なって言葉では分かりにくいので、完成してくれれば伝わる、と思っています。

前も書いたと思いますが、構造の「垂木」が水平に内外に繋がってその垂木のピッチが少し細かく入っている、というのが今回の設計の一番のミソです。

これも外観と一緒で、白模型だと何だかあっさり見えてしまいますが、同じくいかにも「木造の家!」という感じから逃れて、モダンにしたいけれども、天井を張ってフラットにする(今工事中のものはそうです)のでなく、垂木などの構造もきちんと見せつつ、というのは、僕の知る限り実例はないので「発明?」なのですが、もし前例をご存知の方がいたら教えて頂きたいです。

垂木が普通に勾配で外部側が下がると、もう少し囲まれた感が出てそれはそれで良いのですが、このようにすることで、もっと内外の境がスーッと消えてゆく感じになります。でもそれは周りの視線が気になるような狭めの敷地では落ち着きがない感じになってしまい兼ねませんが、今回は立地や敷地の形状などが、これを実現するのに相応しかったからご提案したのでして、何だか長谷さんがこのデザインやりたかっただけでしょ?と思われると困りますので、よろしくお願いしますw