看板とスタッフ
- 2019.09.09
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しばらく産休していたスタッフが今日から戻ってきましたのと、以前使っていたガラスのサインを吊るしてみました。どちらもお帰り!って感じw
世の中にはスタッフさんが前面に出ている例は多いけど、私の事務所はスタッフの名前など全く出さないスタンスなのですが、それは、施主さんは「長谷守保」に依頼を頂き、それに対して「長谷守保」の持てる限りの質の設計をさせて頂くからですが、でもその「持てる限り」を実現するためにはスタッフの存在とその能力はとても重要なので、今までも採用はしたけど申し訳ないけどあなたは、、という事も多々ありました。嫌な奴だと思われているだろうけども。
でも逆に、続けて頑張ってくれているスタッフたちは、他の設計事務所のスタッフには負けない能力や気持ちを持っていると思うので、僕がもし倒れてもきっとどこかでとても役に立ってくれるんだと思います。倒れないけど。
で、看板の件。積層ガラスに3層に分けて文字を入れて奥行きを出して、ものとしては美しいけど、これを砂利の上に置いているだけでしたので、最近もまた、ここの建物は注目してたけど設計事務所とは知らなかったという方が続き、スタッフも戻るし、せめてここが設計事務所だという事くらいは伝えて少し仕事も増やさなきゃ、と悩んだけど、結局移転前に吊るしていたものを再度吊るして、ご覧の通りこれじゃ見えないよ、という感じですねw。
これはダルガラスというもので、実物はなかなか奥行きと深みのあるものなんですが、木も石もガラスもそうですが、それぞれの素材感の良さっていうのを素直に感じられるようなデザインをしたいし、そのためにその「素材」は自分が好きだなあ〜って思えるものを選びたいと思うのですが、このガラスたちは今でも好きですから、まあこれからもここでひっそりと事務所のアピール(できてないかw)をしてもらおうと思います。
という事で、少し気分新たに、今日からまた頑張ります。