瓦の家の上棟
- 2013.06.01
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昨日無事上棟でした。
敷地が隣県と近くなく、もちろん初めての施工者さんとなり、また初の瓦屋根の設計なので、少しスリリングなのですが、なかなか良い形で進んで来ていると思います。
大きな、力強くでもすっきりとした屋根の下に開放的な室内がある、というのはいつもの基本的な考え方なのですが、瓦屋根ということで、その前者はより強く意識して設計しましたが、実際の大きさになってみて、うまく行ったかなと安心しました。
施工は鳥居材木店さんというところで、普段は余り杉は使わず桧を使われるので杉材をどうしようか?というところだったのですが、社長がとっておきの材を挽いてくださったようで、なかなかすごい材が入っていて驚きました。さすが材木店さん。
あと、プレカットの担当の若い方、今回とても頑張ってくれたのですが、本来その必要はないのですが、心配だからと、上棟の2日間立会ってくれていて、これまた良い驚きでした。
大分の時もそうでしたが、地域で地道に木造住宅をつくってこられた会社というのは、やっぱり底力があるというか、良いものを丁寧につくるのが当たり前、というスタンスが感じられて、こういう会社がなくなってしまわない事を改めて願うばかりです。(まあ良い材と仕事をされてる限りはなくならないでしょうけれど)
7月からは毎月のように竣工してゆくので、ひとつひとつ気を抜かないように仕上げてゆきますので、お楽しみに。