浜松市議会基本条例制定だそうで
- 2014.07.31
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浜松市議会基本条例議会だよりで「制定しました」と載っていて、まあ僕の不勉強かも知れませんがパブコメなどもやった上での経緯は全く知りませんでした。皆さんはご存知でしたか?
これって結構大きな事だと思うんだけど、またいつもの意地悪な見方でいうと、議会が議会のルールを決めるなんて、だいたいがコッソリと、自分たちの不都合の少ないように、でも何だかきちんとやっているように作るものだと思いますし、結果その程度のものじゃないかと思いました。
たまに書きましたが、僕は特に地方議会というより議員の存在意義に大きな疑問を持っていました。
(議員の責務)
第4条 議員は、市民の代表として、常に市民全体の利益を考え、市政の課題及びこれに対する市民の意思を的確に把握することにより、議会活動を通じて市民の負託にこたえる責務を有する。
(議員の役割)
第5条 議員は、前条の責務を果たすため、次に掲げる役割を担うものとする。
ー略ー
(3) 市政について、市民に説明すること。
(4) 市民との意見交換等により市政に関する市民の意思を把握すること。
となったそうですが、文言に文句はないですが問題は「市民の意志を把握する」「市民に説明する」スタンスだと思いますが、言われなければ聞かない、聞かれなければ説明しない、という従来のスタンスが結局限界を招いて、市民活動などを通じて市民が自らボランティアで動かざるを得なくなったんじゃないか?だから議員なんて極論要らないんじゃ?というのが僕の気持です。
つまり、例えば、僕らの仕事だってお金を頂いてやる限りは、言われなかったから、聞かれなかったから、という設計なんてしたらその方の為に良いものなんてできないし、自分のやり易い、やりたいようなものをつくるような堕落した仕事になりかねないですよね?(まあそんなのが満ちあふれてますが)。要するに、言われなくてもこちらから聞いて、聞かれなくてもこちらから説明するという、てを差し伸べるようなスタンスであって初めて「説明責任」だ、とずっと昔聞いて、そうだそうだ、と思った通りの事です。
それが出来ない限り、というかそここそを変革しない限り、議員も議会も不要でしょう。と僕は思っています。
まあこれを作った事で多少は文句も言い易くなるんでしょうから、市民の皆さん、是非、言いたい事、聞きたい事あるから、ちょっと来てと、ただし、それも「市民全体の利益」のためじゃないとダメで、いわゆる「ドブ板」自分のために何かやってよ、なんていう市民を排除する仕組みも作らないと確かに議員さんもいくつ体があっても足りないでしょうね。。そこで、例えば、自分の選挙区の市民とは逆に直接会う事を禁じてみれば、あの議員さんは色々かお出してくれたりやってくれるから、なんていう選ばれ方をしなくなって、お互い「市民全体の利益」のために選挙ができるようになると思うんだけどなあー。まあ難しいよねw