民主党と国家
- 2009.05.15
- BLOG
ネットで小沢辞任の色々な書き込みを見ていて思ったので、またしつこいですが (^_^;)
テレビや新聞と違って、ネットは生の個々人の思いが読み取れるので面白いのですが、基本的には、小沢さんを支持する書き込みがやたら多いのは、まあメディアがあまりにも小沢さんを叩くからという面は間違いなくあるのかなとは思います。
でもそんな小沢さん擁護の個人の意見を読んでいて思うのは、政治の世界は腐っていると思いながらとても他力本願で、だから小沢さんに救世主になって欲しかったというような事でしょうか。
個人の感想や意見はもちろん持つべきですが、それを多くの人間が読み聞きする場で発言するという重さを考えべきだと思うし、根となるような思想が感じられるような発言の仕方をすべきだと思います。
政治についてコメントするのであれば、その前にこ「国家」とはなんぞや?という事を語るべきで、それなくして政治を語っても同意も反論もしようがないのですが、世の中ではそんな表層的な議論を偉そうに語る人間が論客としてもてはやされてしまっているようで悲しく思います。
個人名で失礼ですが、某お笑いのOさんなんてのは、お笑いの才能の限界に気づいたからかやたらと政治ネタで語っていますが、本当に政治にコミットしたいのならとっとと政治家になれば良いと思います。でもなれるかもしれないけど、その浅薄さはすぐ露呈するでしょうね。
と悪口ばかり言って終わるのでは、人の事は言えないでよね。
で、「国家」って何でしょう?
恐らく、その成り立ちからしても、個々人ではどうしてもできないような事から助けてもらうために国家というものが生まれたんだと思いますし、民衆が国家に対して素直に納めものをしてきたのも、国家が守ってくれると信じるからではないでしょうか?
逆に言うと、じゃなかったら国家なんて要らないはずです。
だからきっと、「国民の目線で!」というフレーズが政治家から聞こえてくるのですが、そのもっと深い意味を考えたら、今のような、国民が余りものを深く考えていないからと言って、催眠術師のように洗脳するかのごとくの政治は変えなければいけないと思います。
世の中には「自己目的化」が溢れていますが、(本来の目的を忘れてその手段を行うことが目的となってしまうこと)、今の政治も自己目的化していますし、それを打破して本来の目的を議論し直す所から始めないといけないはずですが、なんでそんな当たり前の事ができない状況になってしまったのでしょうか?
それは、人間の弱さの中にあると思います。
と、敢えて分かりにくいまま書き終えちゃいます(^o^)