楽しく招かれて(^o^)
- 2008.11.11
- BLOG
引渡し後1月半くらい経ち、少し落ち着かれたところでお招き頂き、楽しくかなり長居させて頂き、お食事やお酒も美味しく頂いてきました。
空間が、物としても、また気分としてもつながってゆくような所がこの住まいの大きな特徴で、「土間」という中間領域が、とても良い、そして面白い形でできたなあと、改めて感じました。また、ロフトという遊びの空間も、屋根裏の構造と共に、この住まいの広がりを感じさせる良い要素になっています。
でも何より、ご家族の皆さんが楽しそうに生活をされていて、なんとも羨ましい感じでしたし、設計者として嬉しいものです。
やはり生活が始まると、様々な要素が、設計者の想定をはるかに上回るような要素が入ってくるのですが、それをおおらかに包み込む事ができる住まいをつくらなきゃいけないと前から思っていて、それはやっぱり、ある程度は(見えすぎるとくどく圧迫感があるので良くないですが)構造や家具、建具などの木が見えていることによって実現できると思っていますし、この住まいもうまくできたかなと自負しています。
素材の力というか、石や金属や人工素材は、何かものを寄せ付けない雰囲気を持っていますが、木や土や紙のような素材は、優しく手を差し伸べたり包んだりしてくれるように思いますし、それが空間の包容力になると感じます。
まあでも、あとはセンス(というと誤解があるので、感じる力)が大切ですけれど。。
こういう楽しい時間を頂くと、また頑張ろう!って思います。
ありがとうございました。