森林組合天竜事業所さん足場取れました

  • 2022.03.07
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内外の足場もほぼ取れ、建物のイメージも掴めるようになってきました。
内部の中央のスパンはトップサイドライトから光が落ち、昼間は照明をつけなくても十分な明るさで、そこから夏の熱を抜く事もできます。
またこの90角材はトラスの下弦材としても働く構造材でもあり左右は野地板を乗せる役割もあり、決してありがちな後で飾り的につけた木材ではありません。
そしてそのトラスの働きで、木造なのにこれだけの大きなスパンと水平に連続する窓を実現し、でも鉄骨のような強さや冷たさがなく、鉄骨の良さを兼ね備えた木造と言えるかと思います。

こんな感じで両妻壁は小さな開口だけで、その間は全面窓になっていて、鉄骨造なら当たり前の光景ですが、木造を分かる方なら大胆なことが分かっていただけるかと思います。
いつも自分で撮ってますが、4月に写真家さんに撮影をしてもらう予定で、どんなふうに撮って頂けるか、楽しみです。