新建築9月号

  • 2009.09.01
  • BLOG


日建設計の「木材会館」が表紙でしたが、今月も?余り深く感じるものがなく、残念でした。
「都市建築の木材利用を一般化する試みとして」内外装に105ミリ角の木材を組み合わせる事でつかったという事ですが、何となく、小手先な、木材という素材に対する敬意が感じられないのは何故かな〜と思いました。
もちろん出来る限り木材を使うというのは色々な面で良いとは思うのですが、どこか無理矢理感があって、というか、こんな大きなコンクリートのビルをつくるという時点で、ハリボテとしての木材でしかなくなるように思い、やっぱり構造として木材を使わない限り、木材という素材は生きて来ないような気がしています。
建築基準法で都市部は特に、耐火要求が強く、木造が駆逐されざるを得ないのもありますが、やっぱり僕は、住宅だけでなくもっと多くの建築が、木造で作られて欲しいと思いますし、そんなに高いビルばかり作らなくても、都心部でない限りは2階くらいの高さに抑えるのが人間的で良いと思っています。


で、唐突ですが、そんな事を考えながら、自分が働き、過ごす場所を探して、とうとう土地を入手してしまいました(^o^)もちろん衝動買するようなものではないので、半年以上前から探し、いろいろ手続きをして、ようやっと。。ですが、いつも設計をご依頼頂く皆さんも同じようなご苦労をされているんだんと思うと、改めて大変な事だと感じよい勉強になりました。
樹木が沢山見える場所に木材が沢山みえるものをつくりたいと思います。
が、もちろん見慣れたようなものが出来る事はありませんので、苦労して設計を(休日返上でね)進めております。
ここはどこだ?って??そのうち分かりますよ〜〜