新建築9月
- 2014.09.20
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なぜこれが表紙なんだろう?圧倒的に良かったのは竹山聖さんの新宿瑠璃光院白蓮華堂。これです
用途は寺院というか7000区画もの霊園?なのですが、たまたま今日の新聞に前面広告が入ってましたが、、建築的には、最近余りお目にかかれない、精神性のきちんと感じられるもので、これはやはり竹山さんの持つ深さが成し遂げた業なのだと思いますが、その区画が180から500万するそう。お墓というのも無くても良いんじゃないかと思うけれどまあ土に埋まっているのは感覚的には許せても、やっぱりビルに入っているというのはどうなんでしょうね?恐らくそれを意識してか、とても高強度なコンクリートで強度と耐久性を高め、土に埋まるというある種のゆるぎなさの代替としたのでしょう。
それよりも、こういうある意味少し際どい造形をきちんとまとめつつ、精神的な何かと永続性を感じさせるというのは、古代の建築の始まりが必要とした要素でしょうし、これぞ建築とも言えるように思います。
いつか機会があれば(というか見学は要予約でできるらしい)見てみたい。
そういえば、結構前に、お寺の庫裏を設計させて頂いた時も、その時の僕なりに、当然だけどそういった精神性をどうやったら持たせる事が出来るかを考えた結果で、それなりに実現できたんじゃないかと思ってますし、また依頼来ないかな〜と内心待っています。
ずっと忙しかったのでなかなか書けませんでしたが、図面が終わったと思ったら次は入札に向けて追われて、ホッとしている間もない^^;
でもかなり大変な橋を渡っていますが、何とか実現させます!