政治って、国って?
- 2008.09.01
- BLOG
福田さんが辞任しましたね。
ってたまにはこんな話も。
どんな事がらでもそうですが、これは福田さん個人の責任感がどうとか資質がどうとかという次元の問題ではなく、国や政治の体質の問題であって、政治というのは国という目的のための手段にしか過ぎず、では、「国という目的」とはなんだ?という事を考えなければいけないんだと思います。
いつも思う事ですが、目的と手段をはき違えてはいけないのであって、何だか政治が目的のようになってしまっているように思います。そして、本来手段でしかないものを目的化して議論しているから、何も本質的な答えが見えてこないんだと思います。
きっとこういうのは「青臭い」のでしょうが、きっと信念を曲げずに頑張るひとは、皆青臭いと言われるわけで、つまり、信念を失うべきだと、この社会は言っている訳です。
僕の仕事もそうですが、信念を持ち続けることはなかなか大変で、いろいろな雑音が信念を曲げようとしてくる中で、特に政治家なんてのは、メディアやら国民やらが雑音を奏でるわけで、信念を持ち続けにくいんでしょうけど、本来もっとも信念を持つべき立場でしょうね。
そして、信念を曲げないためには、周囲が信じてくれることが不可欠ですし、だからこそ、政治家なんて不信の目で見られて、信念なんて持ち続けられないのも同情するところです。
信念をもって頑張って欲しいのであれば、信じてあげることだと思いますけどね。
今もテレビでしゃべっているフル○○さんなんて、信念もないのに言葉を操るだけの人はどうなんでしょうね??
世の中「不信」だらけですが、信じる事を失った世の中には、きっと幸せは訪れないことと思います。