工事も大詰めです
- 2009.11.14
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もうあと1月ちょっとで完成予定ですが、壁仕上がまだなので、まだちょっと雰囲気は分かりにくいかと思いますが、屋根裏がこのまま仕上なのでイメージはだいたい出来ている感じです。
ハリボテの建物ではないので、何かと施工には気を遣ってもらっていて、設計者としても大変だなぁと改めて思ったりもしますが、でも労力以上に良いものができる自信はあります。
来月の中旬には、設計中の方など、ご案内して見て頂く機会を、いつものように作るのですが、やっぱり胸を張って見てもらいたいし、そう出来るように気を抜かずにやらなければいけないなあといつも思います。
やっぱり見られなければ楽な方に流れてしまうし、見られる、という良い緊張感が大切だと思います。
そんな意味では、このように構造を見せる事で、材木も、大工も、自分の仕事が見られてしまう、という良い緊張感があると、設計者としては勝手に思っていますが、職人さんや監督さんたちとそんな高い意識を共有できないと、ただ面倒くさい仕事をさせられる設計者、に終ってしまいますよね。
でも、僕が仕事をお願いさせて頂いているところは、皆さんいつも前向きな姿勢で取り組んで頂けているので、こちらもとても気持ち良く仕事ができますし、その結果ももちろん良いですよね。
建築だけではないですが、「美しさ」というのはある種の緊張感の中にしか現れないものだと思います。決して偶然、たまたま現れることはない。
女性の美しさもそうですし、男性だって、ある程度努力しないと、近づきたくない「オヤジ」になってしまいますので、気をつけないといけませんね〜〜。