屋根
- 2009.10.28
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工事もずいぶん進んできましたが、2段の片流れ屋根の間から室内に明かりをとっています。
この段差が大きすぎず小さすぎず、というのが微妙で悩んだところでしたが、施工上なかなか大変ではあったけれど、結果良いプロポーションになったと思いますし、すっきりと屋根がかかった姿はそれだけでとても良い感じでした。
僕の中では、雨仕舞も悪く、夏熱いばかりのトップライトは論外なので、上から明かりをとりたい時はこんな風になります。
枠まわりは木製なので構造体に馴染んでとてもすっきり見えるし、コストも抑えられるし、軒も出しているのでそれほど痛みにくいし、日射も程よく抑えてくれる、そんな感じです。
僕にとって屋根は帽子であって、それもファッションのための帽子ではなく、とても強い陽射しから身を守るために不可欠なものなので、やはり、開口部や外壁をきちんと守ってくれないといけないし、でももちろん、見た目も美しくなければならないのです。
内部もだいぶ出来てきましたが、また改めてです。
しばらく図面に追われていた感じでしたが、いくつかの工事が新たに施工者が決まり、ちょっとホッとしていますが、しばらく平行して結構な数の現場が進むので、楽しみな一方、ちょっと大変ですが、現場で頑張ってつくっている職人さんや監督さんたちと話をしていると、頑張って図面を描かないとなって、改めて思います。