家具たち
- 2007.10.29
- BLOG
浜北の住宅に納入させて頂いたデンマーク家具たちです。
PeterHvidt&Oa M.Nielsenデザインのソファとテーブルです。
今はつくっていないUSEDですが、ソファはデイベッドのように平らで奥行きも大きく、両サイドにファブリックの腕があるのでゴロンと寝転んだりするのも楽です。
3Pソファはついついゴロンとしたくなりますから、このような形のほうが、日本人には向いてるのかな、と感じます。また部分的にスチールのアームで受けていて、脚もとても細く、大きい割には繊細さを感じます。
テーブルも同様、ムクのチーク材がとてもきれいに削り出されていて、機械ではなかなか出来ないようなラインを生み出しています。
Hans J WegnerデザインのGE290のハイバックとオットマンです。
今も生産されてますが、状態の良いUSEDを探しました。
ハイバックとオットマンは一度使ってしまうと、手放せなくなります。
形もとてもシンプルで、もちろん座りやすく、永く使われるのもうなづけます。
こちらもHans J WegnerのアームチェアPP58で、新品ですが、とても座りやすく、使いやすく、それほどびっくりする価格でもなく、良くおすすめしています。また木製ですが、重量も軽く、動かしたり掃除の時にも楽なのと、無駄に材が太かったりしないことで、デザインに緊張感も感じられます。
現代の椅子や家具は、どこか、デザイナーが、今までにないデザインをしようとする欲が透けて見えてしまうようで、軽薄さを感じますが、これらの家具たちには、それはなく、とても自然に受け入れられますし、僕もそんな建築、空間が好きで目指しているつもりです。