基礎工事中
- 2008.02.12
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少しバタバタしてましがが、先週現場に行きました。
基礎の鉄筋と型枠の確認をして、指示をしてきました。
手前の車が停まっているところがガレージ、奥の土の部分が中庭です。
周囲もこれから建物が建って来て、どこからどんな視線が入ってくるか分からない中で、様々に悩んで、中庭形にしていますが、L字とかコの字の設計は結構沢山しましたが、ロの字は2つ目ですが、これだけ大きな中庭を確保できたのは初めてで、とても楽しみです。
中庭の全面に木製建具を使ったり、その他も、デザイン的な事などで、一般的とは違う形状になっている部分が多く、現場や基礎屋さんも戸惑いながらも丁寧にやってくれています。
設計中に随分悩んで、沢山打合わせをして、模型や時にはCGなどで確認をして頂きながら進めても、現場に入って、見直すとより良くするために変えたいところが出て来てしまいます。
出来れば設計図は変えたくないのは、現場のためにも、そして正直設計側としても手間が増えずに望ましいのですが、出来てしまって後悔されたく、したくないので、出来る限り、「これなら!」と思える形で施工をしてもらうようにしています。
どうやら私の設計したものの工事は「足が出る」ことが多いそうです(^_^;)
図面はどんな同業者が見ても恥ずかしくないくらい細かく描いているつもりで、だから見積りもきちんと出来ているのですが、一般的には、図面がもっと細かくない分、見積りも余裕を見ているからというのと、私は見積りのチェックも厳しかったり、現場に入ってもそんな調子で施工側に手間を増やしてしまう事が多いので、そう言われるのかもしれません。
でも、それは全て、住んで、使われる方々のために、少しでも後悔のないものを、と思うからで、施工側からは嫌味を言われる事もありますが、これこそが設計事務所の役割だと信じています。