国家とは
- 2008.01.14
- BLOG
また渋いのですが「Dr.Strangelove-博士の異常な愛情」というDVDを見ました。
まあ内容についてどうこうというのではないですが、米ソ冷戦時代のブラックコメディで、国家の数人の暴走で地球が滅びる羽目になる、というような内容で、国家というのは核武装して国を、そして地球を守っているようで、実はボタンを掛け違えば地球を滅びさせかねないという裏腹な状況にいるとういのは、皆がどこかで感じていることだと思います。
そこで、「国家」とは何だろう?
人類の最初から存在した訳ではなく、武力によって大きくなった反面、やはり抑圧だけで国家が成り立って来た訳ではなく、国民の側としても、国家に守ってもらえるからこそ従い、税金を払っているのだと思います。
そこでまた、「守って」もらっているのか??
この映画でもそうですが、「何か」が起こるまでは守られてるように思えますが、実際「何か」が起こったときに実際国家は守ってくれるのか??
建築の話で言えば、例の姉歯事件一連の事や、その後の建築基準法改正についても、国民を守ろう!という意識はなく、国家や制度を守ろうというだけだったと思います。
核武装するのも同じで、目先は守られているようですが、実際は国家のメンツを守っているくらいで、実際に「何か」が起こったら、国民どころか地球を滅ぼしてしまうようなものを平気で持ってしまう。。。
まあ責任の所在が分からないような国家が、国民を守れる訳がないのですが。。
もっとアウトサイダーで行きましょう、生きましょう(^o^)
国家が、何かが守ってくれるなんて幻想ですよね。
でも革命をせよ、とか無関心でいろ、というつもりではないです。
プロがプロとして、それぞれの領域で責任をもって恥ずかしくない仕事を果たすだけです。
テレビを見て、政治に下らない文句を垂れる前に、自分の仕事を恥ずかしくない、責任のあるものにしましょう(^o^)。それだけで国家は変わりますよ。