住まう、とういことは?
- 2007.12.09
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アニマル黙示録というところで見つけました。ボトルキャップに住む(棲む)ヤドカリです。
動物というのは、結構な環境適応性があり(というかなければすぐ滅びちゃいます)、どうしようもなければ、結構いろんな状況に適応して住みついたりするわけです。
それしかなければもちろん生きてゆくためには仕方ないわけですが。。でも、選択肢が他にもあるのであれば、もっと良い住処があるよ!と言いたくなりますよね。
最近、毎朝同じところに猫がくつろいでいました。
よっぽどその場所が気に入っているのでしょうね。
他にも居場所はいろいろありそうなのに、「そこ」が好きなようでした。
私たちは、もちろん人の土地に寄生するわけにも、ボトルキャップに住むわけにもいきませんが、やっぱり、一番居たいと思う場所をつくることが「住む」ということだと思います。
他に選択肢がなければ、もちろん仕方ないですが、もっともっと本来は選択肢があるにも拘らず、安易な住処をつくって(というか選んでいるだけ!)しまっている現状に、本当はちゃんとヤドカリさんの殻がそこにあるのに、なんだか立派そうに見えるからボトルキャップに住んでしまって、本当は内心住みごごちの悪さを感じているのに、立派そうに見えるからいいや、という感じで棲んでいるように見えます。
ある種の「末期症状」的な状況にも感じてしまいますが。。。。
いやいや、良い住処への選択肢はいくらでもあるのです。
一番居たい場所、自分の「定位置」と言えるような場所をつくれればいいな、と思います。