伸びやかな平家の現場

  • 2024.02.22
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雨でしたが構造金物の確認などへ。屋根も葺かれ形のイメージができてきました。

この長さ、画像でも伝わると思いますが、竿縁の木口がチラッと見えるためにそのスケール感も分かりやすいかな。お寺などは垂木の木口がすごく密にたくさんあって、それが(ちょっと煩いと感じたりするけど)お寺の建築としての重みを生んでいると思うので、やっぱり天井を張って平らにしてしまうとつまらないだろうな、と改めて思います。

反対の南面。青空ならもっとカッコ良いのですが、それはまたのお楽しみで。
ガレージの屋根が結構はね出してますが、「長期優良住宅」を取得していて構造的にもしっかりと検討されてます。大量の断熱材も届いてましたが、昨年末に引き渡した住まいでも、結構寒くないようで、もう昔のように「日当たり日当たり」とあまり言わなくても良いのかもしれません。僕としては日当たりのためではなく、庭や外部環境に対して心を開き、物理的にも開くことが日々の豊かさにつながると思っているからではありますが。。
手前のハウスもデザインしたので、それも併せて工事が進むのが楽しみです。