伝える力
- 2010.02.15
- BLOG
昨日チベット問題の映画の DVDを見たり(ご紹介することもないかと挙げませんが)、今日Twitterで、フランス人の無口なのは首が無いのと同じ、つまり価値がない、なんて話を読んだり、また、昼にスタッフたちに、お互いうまくコミュニケーションしなきゃダメだよ、みたいな話をしたのがシンクロしまして。。
僕も基本無口な方だと自分で思っていますが(回りはそうは思っていないだろうけど、笑)、無口であっても何かを伝えられる力は、人間が生きる事と同義だ、くらいに思ったりもします。
確かに日本の「和」という価値観には、突出した意見を持たない事の価値が込められていたのだと思いますが、それは、生まれた時代も、死ぬ時代も、変わらず毎日の生活が繰り返された時代の価値観なのかな、と思ったりもして、今の時代は、やはり黙っていてはいけないように思います。
毎日のように社会が動き、新しい「知」や「経験」が生まれてゆく中で、それを伝えて、語って行かなければ、明日の自分の身を守れない時代になってしまったと言えば少し大げさですが、そんな時代だと思っています。
何も、時代という「波」に乗るために言っているのでは無く、反対にそんな大きな波に飲み込まれないようにするためなのかと。。
あ。そんなで今週土曜日の企画をしたりしたんですが、と無理矢理つなげて。
うちの事務所側4人とゲストが4人になって、こじんまりと中身の濃い話ができそうなです。
場所の関係で、まだ数名は増えても大丈夫だそうですが、としつこく誘ってみたりして。笑。
何かを語る前に、語りたい何かを見つけること、そしてそのために常に何か問題意識を持っていること。そんな難しい話じゃなくって、なんかおかしいな、っていう違和感を自分の中で増幅し考えてみるというだけの事。そこから始めましょう。