仕事について
- 2011.05.24
- BLOG
最近提案した模型です。
設計事務所というのはご存知か、設計料もそれぞれが決め、営業や仕事の方法も自由なので、僕自身も事務所をつくって(早いもので12年目)から試行錯誤しながら提案をしたり、施工者を選定したりしてきています。が、やはりベターな方法だとは思っていても、問題を感じる事もしばしばです。
そして、やっぱり設計者として「選ばれる」、施工者を「選ぶ」という大きな行為が特に重大でもあり、色々と考えさせられるところですね。
まず提案ですが、設計事務所でも契約前に案などは出さない方から、じっくりコミニュケーションしなければ安易に案を出さない方、そして僕もそうですが、まずは案を形にして示してから叩き台にして試行錯誤をしながら最終的な形に行き着けば良いやと考えるやり方、など。
施工者選定も、1社に決めてたり、競争させるにせよ出て来た見積りを精査もせず頭金額で判断したり、僕はネチネチ精査したり、可能なら値引きをお願いしたりしながら決めたりと。
どれも一長一短でしょうし、それぞれの価値観に基づいてやっていることですから。
でもそれらはとても大切な部分な割には、設計者それぞれがクローズしてしまっている面が強く、でもそれはもっとオープンしてゆかないと良くないですよね。もちろん選ぶ建築主側にも、そして結局は我々のためにも。
でも中途半端な事は逆に誤解を招く事もあります。
じっくり顔を合わせて話し合ってやっと伝わる事も多いです。
最終的には誰かが誰かの為にどこまで動けるかという気持ちの部分が大きいですし。
でもやっぱり僕はまだ説明不足かな。。
事務所の看板が気づかれない程度しか出ていないという事自体が説明不足ですし。笑。
ただデザインが決まらないままに作っていないのでまた考えないととは思ってます。