丸太を選びに
- 2009.11.02
- BLOG
天竜まで行って来ましたが、基本的には棟梁にお任せで、僕はと言えば、素人の施主のように、丸太の見方を教わりながら楽しんで来ただけと言えば、それだけかも知れない。。
何しろ自分の設計させて頂いた中でもここからやったのは初めてでして。。
今までなんでやって来なかったの??に対する答えは、浜松辺りには、こういうのを売りにして、沢山杉を見せて使う事を売りにしている方が多いけれど、僕の価値観としてはどうも野暮ったく見えるものが多いし、同じ売りを自分はするつもりがなかったから敢えてして来なかったというか。。
次に、じゃあなんで今回はやるの??に対する答えは、木構造を極力見せながらも、でも野暮ったくならないものが作りたかったし、木構造を隠してしまうデザインに少し限界を感じていて、でも、実は材料選びや、どのように作るかも含め、不安定要素がかなりあるから、まずは自分のもので、多少時間がかかろうが、予算の限りでお金がかかろうが、試してから、ほかの方にも勧めたい、という感じです。
まあ、素朴なデザインが好きな方も沢山いるでしょうけれど、僕はそんなつもりは全くないので、かなり慎重に進めているつもりですし、そのためには、やはり「節」が極力ない美しい材料である事が大切なんですが、今回は、棟梁、良い丸太を選んでもらって、上手に使ってもらう事で、達成できそうな感じです。
そして、今日はそれを実感できたので、とても楽しい時間でした。
またゆっくりと進みますが、アップしてゆきますね〜。