上棟式
- 2010.05.27
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しばらく前から外形は出来ていましたが、今日上棟式をやりました。
画像は梵天を建てている所ですが、あと木の札と、建築主である僕が書いてくれと棟梁に言われ(普通の工務店ではありませんが)、しばらく前から久々に筆など握ってちょいと練習をしたのですが、いざ木の塊に文字を書こうとすると紙と違って筆は走らないし墨も乗りにくいし、書きにくく、練習の成果は大してでませんでした。残念。
まあ、久々に筆で文字を書いてみて、漢字やひらがなっていうのは、やっぱり筆で書くべきものだと認識しましたし、文字が美しく書けるっていいなあと今更ながらに思いました。
そして実はその札に、今回の建築への経緯を書いたのですが、まあちょいと恥ずかしい内容なので書きません(笑)またどうしても知りたければこっそり聞いてください。とそんな面白い話でもないでけどね。
道路からでは全く分かりませんがこの画像のアングルで見ると、左右対称な屋根である事がわかります。そして中央の部分で二つの屋根が際どく重なっていて、板金、左官仕事が少し大変なのですが、こういう際どい寸法の部分というのはなかなか美しく見えるものですが、出来てしまえばお隣のマンションから見えるくらいになってしまいますが。。
でもどこから見られても恥ずかしくないような建築である事は僕は大切だと思っていますし、それは実はなかなか難しい事でもあります。
様々な設備機器や必要となる窓など、適宜配置しただけでは見て恥ずかしいものになってしまいますが、無くす訳にもいかない。それなりには気をつけて設計してますが、まだまだ踏み込めていないように思っています。
今回は自分の所なので、お風呂にもトイレにも換気扇はありませんで、窓を開ければいい!と。
他にも無くても良さそうなものは出来るだけ無くしているので、結果大きな建物にはなっている割には工事費も思ったよりは抑えられたように思います。
これから細かな工事に入るのでまた大変ですが、お楽しみに。