上棟ふたつ
- 2014.12.22
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今日は驚く事に2回餅まきをしました。もうこんな事はないでしょう。
こちらは先週上棟してましたが何しろ大きいのでやっと野地板が乗りまして、30x20mもある屋根でなかなかなのでアップしてみました。工期がないので、できるだけシンプルにという事もありこんな屋根ですが、つまり、30mと20mの軒先があり、軒天は杉板を張るので、なかなかの見栄えになると思います。工期がないからサイディングにでもすれば現場も随分楽だったのでしょうが、設計として譲ってはいけないラインがそこにあったのです。
こちらは今日上棟しましたが、隣のご実家と渡り廊下でつないだ住宅。屋根の形が特徴的ですが、一部2階を外観としてどう成立させ、大きめで立派なお隣のご実家とバランスを取るかという課題の結果でもありますが、右端の辺りから餅を蒔きましたが、垂木が床まで下がってきているので、蒔きにくかったですwあと、2階床は杉の3層のパネルを敷いて、そのまま床材兼1階の天井としているので、一発勝負、という感じの緊張感が出ていますが、そういう緊張感っていいなーとか思いつつ、作る大工の方は大変だろうなーと。ただ、棟梁が、ずっと前に庫裏をつくった時にもやってくれた方らしく、あそこも鉄骨でしたが木工事はかなり難しかったと思うし、そういうのがお好きそうな大工さんだったので、安心しました。
どちらも3月末が目標ですが、職人確保が特に難しい時期、どこまでその目標に近づけられるか、設計者としてはせめて順調に進むように配慮をしないといけないですね。
やはりこの時期外に長くいると体が冷えるし疲れますね^^;