一日一花

  • 2013.06.08
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最近歳のせいでしょうかねえー古い陶器集めたりしてたら睡蓮鉢始めたり、ちょっと一輪差しくらいやろうとか思っていて見つけた本です。
眺めているだけで心が静かになってきますし、まえがきにある「素とは、引くことも足すこともできないものです。、、私が心がけたのは、素の花といういわばぎりぎりの姿に、自分のいける花が、人為を尽しつつ、それでも近づけることができるだろうか、ということでした」という辺り、建築も含めた全ての人為に共通する、一番大切なところなので、言葉なしに強い共感を覚えます。
また、僕はいけばな、とか全く不案内なのですが、野山にある、虫に食われたり傷ついたりする、あらゆる花をつかう「なげいれ」というものらしく、「生死をおのずと思わせる花々につよくひかれるようになり」「こころの目がひらかれる思いで」「花をいけるよろこびをほんとうに知った」そうです。
ここにも強く感じ入りました。
ということで、庭や近くの公園(自生してるのなら取ってもいいよね?)の草花をたまにいけてみようかと思っています。
睡蓮鉢も楽しいですよ〜どなたかご興味あれば一緒にやりましょう^^