ペイ フォワード
- 2009.05.20
- BLOG
これ良かったですよ。
社会の先生に「世の中を変えたかったら何をするか?」という課題を出されて、中学生のトレバーは自分が受けた善意を、その他の3人に渡す、という事を思いつき、実行するが、本人が失敗したと悲しむ中で、いつの間にか大きな運動になってゆきました。
課題を出したシモネット先生も、トレバーも、複雑な環境で育ち、辛い気持ちを抱えていたからこそ、そんな事が生まれたんだと思いますが、最後は悲しい出来事の中に大きな希望が見えて終わります。
「他の誰か」に善意というのがミソだと思いますが、キリスト教で言えば、隣人を愛せ!という事になるのでしょうか。特定の相手に善意を行うというのは、やはりどこか見返りを求めているものだし自己中心的な部分があると思いますので、やっぱり真の平和を!なんて目指すのであれば、トレバー君の言う通りにするしかないでしょうね。
民主党の鳩山さんが言っている「友愛」という言葉にもそんな意味もあるようですが、現代の日本人を見る限り、そんな無償の善意なんて逆に怪しまれかねない状況なので、鳩山さん何言ってるんだろ??ってみんな思ってしまっているんでしょうね。
でも大切な言葉だと思います。
とまた民主党ひいきのような感じになってしまいましたが、それは置いておいても、政治もそんな風に、目先の相手に媚びへつらうんじゃなくて、見えない相手に(例えば次の世代のためにとか)善意を渡して欲しいものです。
きっと政治家なんて、誰からも本当の善意を貰っていないからそれができないのか?と言ったら失礼でしょうかねえ〜。