チェゲバラ
- 2009.08.16
- BLOG
映画館で見たいと思っていながら、「28歳の革命」「39歳別れの手紙」となぜ2本に分かれてるんだ〜と思い見ないままで、DVDでやっと見ました。
多分ゲバラさんに熱狂的な国とか結構あるようなので、彼ら彼女らは2本に分かれても、映画単体としてはちょっと??なのもなんのその!なんだろうなと思いました。でもせめて、1本にまとまっていれば、ですが、正直他の人にはオススメしにくいかもです。
でも、僕は、実は「革命」とか内心好きなので、革命家の人生とかとても興味を持ってしまいます。
「28歳」の方はちょっと分かりにくかったですが、「38歳」を続けて見ると、やっといろいろ深い所が見えてきたように思います。
キューバ革命をカストロの片腕として成功させた後、国家の要職となったのを放棄して、ボリビアに渡り、また革命を起こそうとするという辺りが、真の革命家の証なんでしょうね。
また、何故武力で革命を起こそうとするのかと問われて、「人と人との間に搾取がある限り」みたいな事を言っていて、共感しました。
「搾取」という言葉は、今の日本ではほとんど聞かなく(聞かされなく?)なっていますが、実は、資本主義経済なんていうのは本質が搾取な訳で、国内を見ればそれなりに生活水準が高いからと無関係に思っている人が多いでしょうけれど、民間企業はある種競争の中に居るので健全としても、政治の世界なんて、搾取だらけだと思います。
また、今の日本がこうやって贅沢しているのは、発展途上国と言われる国をなんだかんだ搾取しているからに他ならないと思います。昔程あからさまでないだけですが。。
でも確かに、権力と搾取の構造を改めるには、武力による革命以外には方法はないのかもしれないですね。今回民主党が政権を取るにせよ、そのレベルの痛みでは、政治権力は根本的に変わったりはしないしょうし。。
かと言って、武力なんて使う訳には行かない中でも、「ゲリラ的」な考え方(決して暴力武力でない)で、少しづつでも社会にクサビを打つ事はできると思いますし、それがそのうち大きな力になって社会を変えると信じなければ、アホらしくて何も努力しようなんて思えないですよね。
さあ、余り休んでないですが、休みも今日で終わりです。
明日からまた、自分の仕事を通して、ちょっとでも社会にクサビが打てるように頑張りま〜す。