もけい2つ
- 2008.11.04
- BLOG
カフェと住宅の新しい模型ですが、カフェの内部が屋根裏のような、軒先がとても低く屋根勾配が結構おおきな断面になりながらも両側面は大きくガラスで開き、包まれつつ開かれたような雰囲気にしています。
住宅はL型平面として、このカフェが道路の喧噪から守ることで、落ち着いた三角の中庭ができるようにしています。住宅とカフェが「一緒にあってより良かった」と感じられるように、もう少し良くしていきたいな〜と思います。
こちらは住宅ですが、今までの案と一転、生活を2階に持ち上げてみることで、なんとなく生活が1階にあった時に感じていた重たさがすっきりしたようで、基本的に2階に生活を持ち上げる方向で進めることになりましたが、何故か、以前つくった住宅に似てきてしまい、僕の中ではもう少し思い切って、2階に生活を上げた良さが出るような案を考えたいと思っています。
住宅をそれなりに設計してきて、改めて、敷地という存在の大きさを実感します。
どんな敷地にも良いところ、悪いところがあり、その良さを生かし、悪さを抑える事には、決まった手法などなく、毎回頭を悩ませますが、そこで安易な設計をしてしまえば簡単にプランくらいできますが、つまらない住宅になってしまいます。
余り忙しくなると、ついついどこかで妥協してしまいがちですが、これらの住宅も自分の中で妥協無く、追求していきたいと思います。