ぎふメディアコスモス
- 2018.11.21
- BLOG
仕事のついでがあったので車を飛ばして観てきました。が、まず外観の現物が安っぽくて、格子状のがヒノキ?か築3年で雨ざらしなので大丈夫か?と思ってしまいました。
外観はそんなに大事なのか?という考え方はあるにせよ、チープに見えたり材が早く痛むのは幾ら何でも肯定しては良くないと思うんだけど。また手前のカフェはスタバだったのですが、またか、ですねw
メインの2階ですが、さすがに写真映えしますが、実物は写真に劣りますw
なんか「透かせる」って画像映えしやすいんですかね。コンペも画像勝負というところが強いと思うので、結果「透かせる」建築が流行っちゃっているように思います。
理屈としては、ソリッドで永遠に壊れそうもない強さを持ったような建築は過去の遺産で、現代には「ライトな」建築こそ求められるのだ、なんてのは聞いたことがあるような気がしますが、実物が、本当に心に響くようなものならそれも良いと思いますが、この建築もどうも心には響かず、長居せずに帰りました。
また現地からFBに「今のあなたへの優しさ、と言えば良いのか。未来の誰かへの強さ、を持ったメディアテークの方がずっ
でもこの構想の強さとそれを実現させたこと、というのはやっぱり素晴らしいなあとは思います。
これは1階ですが、この天井も同じく、画像より実物は随分チープで、2階の華やかさにお金とエネルギーがかかりすぎたのか、なんか暗くて重苦しい空気の割に、学生などがひしめいていました。
時代の流れとしては公共施設が開かれて民間と溶け合ってゆくような建築が求められてはいるとは思うのですが、結果として来館数が多ければ良い施設だ、ということになり、だとすれば少し媚びたくらいの建築が良い、ということになってしまっているような気もします。