浜松の中庭の家

  • 2023.06.12
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先日配筋検査をあげた細長い奥行きのある土地の住まいも形になってきました。
せっかく土地を買って庭を持てるのですから気持ちよく窓を開けられる設計をすべきですが、リビングなどの表の庭と、浴室や物干しなどの裏の庭、繋がっていてもいなくても、それぞれを確保する事も必要です。そのためにこの細長い家で中庭を作り、写真の右側がその中庭になっています。
その中庭はそれほど大きくは確保できませんが、せっかく作るなら少しでも有効に、という事もありそちら側に天井を勾配で上げて、視線はずらしながら光を導くようなデザインとして、垂木も見せながら隅木(垂木が45度でぶつかるところの材)を構造的に工夫して太くしないようにして、その中庭に軽やかにつながるように考えました。
壁やサッシが付いてくるとだいぶ変わりますが、上記のことが感じられるようになると思いますので、また出来上がりを上げてゆきます。
でも雨が続きますね〜〜。