竣工写真/磐田の平家

  • 2020.12.29
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年末に2週連続ということでバタバタと大変でしたがこちらも良い形で終われて、気持ちよく新年が迎えられそうです。
 西側の外壁は窓もなく、袖壁を出すことによって、壁だけがすっきりとした存在感を示しています。


敷地は結構広いし、環境もおおらかなので、東西にのびのびとした印象を作りつつ、南面は窓も大きいですが、いつもの板塀は腰高に抑えています。

玄関から中庭前の廊下を抜けて向こうにリビングがあります。2度目の水平垂木ですが、前回より新たな工夫をして垂木サイズは落としているので、構造というより竿縁っぽいですね。力強さより上品な感じが出ていると思います。

リビングから中庭。水平垂木がずっと連続することで中庭のデッキ空間が室内と溶けてゆくように見えています。テレビボードは以前も納めた、1本のスリットで全ての戸が開けられるタイプ。気に入っているので今後の定番商品?です。

夕方の中庭からリビング。贅沢な作りですが、敷地の広さに相応しいプランを悩んだ結果、どうしてもこうしたくなりまして。。

その反対は玄関ポーチで、駐車もでき、水平垂木をつなげて見えるようにしてます。そして玄関どの脇に新作の宅配ボックス!一度閉めると開かなくなるシンプルな仕組みを木材だけで考えました。

夕方の南面。水回りの縦格子のフェンスも新しいやり方で、アルミで下半分を支えながら上半分は杉材だけが並んでいるようにしています。

内側はこんな感じでお風呂、物干しを囲っています。そのうち植栽が芽吹いて、より成長してくれれば、ずっと良い感じになるでしょう。
今年の後半はたまたま仕事が多くて追われてしまってましたが、こうやって一つ一つ丁寧な仕事をお渡しできて本当に良かったです。