竣工写真ー内

  • 2011.02.15
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引き続き内部です。
障子なので締めてみましたが、やっぱり紙(って言っても強化紙)って優しいですね。人間って軽いもの重いものなど感覚的に感じますが、これが生来のものなのか学習の結果なのか、多分両方だとは思いますが、やっぱりこの優しさって他のものではなかなか出ないですね。
次が見返しの夕景ですが、中心にキッチンがあって回れるプランなんですが、この考え方は正方形平屋の前作同様です。一室的な住宅ですが、家事部分を集めているので、リビング等は落着ける場所にできているとは思っています。
また、四角い部屋なのですが、扇垂木にすることで角が優しく感じられませんか?優しく包んでくれているというか。それがこうした大きな理由なので感じてくれないと困ります。
そして今回は家具類は僕が納めました。ソファとソファテーブルはDanishのUsedで今は難しい仕事なのでつくっていない形でして、なかなか美しいのです。ベンチもですが、今もある形ですが、シンプルな形ですが一枚革のシートなんか実はすごいのですがその分結構お高いです。

浴室ですが、木の桶にスノコ敷で壁はFRP仕上で全体的には意外とコストは抑えられたと思いますが、ちょっと新しい試みでした。これも自分の所で使ってみてこれはおすすめ出来ると思えたからというのもありますし、なかなか気持ちよいお風呂ができなって思います。
25坪の平屋ですが、なかなか濃いものが出来たんじゃないかと思いますが、これも施主さんと楽しく前向きなやり取りができたからだと思いますし、やっぱり良い信頼関係がないとダメだなって最近改めて思ったりもします。