浜松市区再編と住民投票結果

  • 2019.05.09
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今の国政同様に、選挙が終われば庶民はすっかり忘れるので、好きに進めれば良いという風潮はよろしくないですよね。。

自民党浜松が「住民投票の総括は必要」というのは当然すぎると思うんだけど、そもそもあの住民投票のやり方(まずは3区案に反対の方にそもそも再編反対か聞く)は自民党浜松の主張の結果?と報道されていて、それが原因で、結果の解釈にねじれ(3区案が否定されたのだから再編も否定されたのだ/合計すれば再編が肯定されたのだ)が生じているが、こんなケースになる可能性が高かったことは事前に分かったはずだし、なぜこうなった場合の解釈方法を事前に確認せぬまま進めたのか?大きな税金をかけさせて大きな落ち度だと言えると思うのだけど。

浜松市区再編 住民投票評価は」

こんな風にねじれているそうだが、これもそれもみんな税金をさらに使って議論しているわけですよね。今からしっかりやっていただきたいと思う。

ところでこんな↓記事もありましたが「まちづくり」が何故「ひらがな」なのか、すっかりもうお忘れというかそもそも理解していなかったか?どちらにしてもとても嘆かわしいと思う。

僕の知っている限りでは、国や行政側が、「上から」決めてそれが市民の声や関わりを持たずしたまま出来てしまう、というようなやり方が例えば税金を垂れ流す「ハコモノ」をたくさん生み出したようなことの反省として、市民が主体的に関わり、行政はそれをサポートし、そん中で本当に市民に必要なものを実現するような(ハードよりソフト的な内容が多い)やり方として、ひらがなの「まちづくり」という言葉が生まれ、以前のハコモノを生み出すやり方を「街づくり」と漢字で対比させたりしてきたと思います。そういう意味で、この記事の「まちづくり」は全く誤用なので、記者さんだけの問題か、いや市議さんもほぼ知らないでしょう。私がまちづくり活動をしていた時も市議さんは知らんぷりでしたから(それが今の市議不要論に繋がってるのですが)。

もう一つ言えば、市議が必要だとしたら、本当に必要な市民の声(今はただ利権としての市民の声を斡旋してるだけ)を姿勢に反映することで、もしそれが出来ていれば「まちづくり」なんて改めていう必要もなく、市民がボランティアで駆けずり回ることも不要だったはずだと、僕は思っています。

市議さんもっと頑張れ!