水平垂木と中庭の家

  • 2020.04.22
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新型コロナで大変な時期ですが着々と図面がまとまり見積に出します。昨春できた水平垂木のバリエーションですが、趣を変えてあります。
板塀の高さなど検討中でベタっと作ってしまっていますが、広い敷地に緩やかに開かれたような雰囲気で建ちますが、庭がかなり広くなり、思い切り庭に開くと道路へも開き過ぎてしまうなあというので、中央をコの時型に凹ませてデッキ空間とし、反対のアプローチ側も同様に凹ませて(上から見るとH型)のプランとしながら、水平垂木で内外を繋げてみせる、というイメージです。
敷地が角地でもあり、周りからよく見えるので、造形的にもできるだけ抑えた方が良いだろうという判断もあり、こんな感じになりました。
外の板塀が低い分、水周りには高めの目隠しを縦格子で作りますが、ちょっと新しいやり方を考えたので、スッキリかっこいい出来上がりになると思いますのと、宅配ボックスも、1日悩んで、木製で、使いやすくカッコ良いものができますので、こういう要素があると、早く現場が進んで完成して欲しい、という設計者の気持ちも強くなります。

進捗はまたおいおい。

ところで、新型コロナの影響色々に出ていますが、世の中止めないといけないところは止めるしかないけど、設計のように進められるところは力強く進めないと、世の中どうにかなってしまうので、色々な形で今の世の中に貢献する方法はあると思う中で、自分は仕事をしっかりして、、あとはやはり心身を強くすることを、この期に考えないといけないと思うのと同時に、社会の心身も強く、つまりこういう時に生き抜く強い力を持った社会に変えてゆかないといけない、ということを、みんなで考え直す機会にしなければ、コロナにやられっぱなし、ということではいけないんだと思います。
コロナが来たからこそ実現できた有意義なこと。各自で考えてみて頂きたいと思います。