新建築5月

  • 2018.05.07
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日比谷シャンテ、だそうですが、いつも書きますが巨大な建物には興味がありませんで^^;でも組織設計事務所さんの方が本誌を良く買うからこうなんでしょうね〜
何故自動車に始まり、航空機に至るように、こんな高速で人間が移動をしなければならないのか?
何故建築がかくも巨大に、高層に、都市が複雑化、高密度化をしなければならないのか?

お金が「神」の資本主義経済が必然だったわけじゃなく、ただ共産主義が資本主義に勝てなかっただけで、だからそうなっただけではないのか?

視点を変えて、この巨大な都市や建築は、僕たち一人一人の人間の幸せのために作られているのか?「お金」という神様のための神殿では?

右下の、由布市のインフォメーションセンターを設計した坂茂さんは、いつも持ち上げますが、一人一人の人間から、建築を考えられていると思いますしこれも、優しい建築だな、と思いますが、3次元加工を使わず2次元加工だけに抑え、隣接する磯崎さんのクロスボールト屋根の駅舎を意識して、考えられたそうですが、ちょっとその二つの制約?が強かったのかなあ。。ちょっとやりすぎ感があるけど、実際に身を置いてみないと、ですね。それでも、これに似たようなデザインは国内でもそれなりにある中で、それも、木造でなんでこんなことしなきゃいけないの?というものが多い中で、きちんと必然性は感じさせてくれるように思います。

そして戻って、この巨大な化け物のような建設物に、必然性があるのか?と、それぞのの心に尋ねてみて頂きたいと思うし、そうでないなら、無批判に繰り返していてはいけない、のだと思う。