新建築12月

  • 2018.12.01
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長坂大さんの京都工繊大 KYOTO Design Lab 。これ表紙?と思ってしまいましたが読んでみると。。

最初は検討委員会では、大きな樹々が学生たちの大切な場となってた緑地を潰して建てるしかないのでは、と考えていたところへ、建物と敷地の余白のようになっていた細長い土地を建築化することを提案して採用されたそうで、なるほどそんな理由でできたそんな細長い空間で、なるほど学術的では決してなく、むしろ新しい発想を生むための施設としては適切なんだろうな、と思いました。

僕は基本的にこういう建築は、なんか安っぽいなあ〜と思ってしまうのが常ですが、時代の流行りとしての「安っぽさ」には断固として反対でも、こういうちゃんとした意志があるものであれば良いなあと思います。

あと画像にはないけど、山本理顕さんの横浜の小学校。いや〜相変わらずの無機質なデザインだな〜と思ったら、PCで極力細くしたテラスのフレームが、子供達の活動が生き生きと重なることでファサードとなる、そして実際そうなっている姿も見て、これまたなるほどなあ〜と思いました。