新建築11月

  • 2018.11.02
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「渋谷ストリーム」という巨大開発。10万㎡以上、つまり30坪の住宅なら1000個分。でかすぎてピンとこないですが、本当に東京一極集中を止めるつもりはあるのか?

さらに容積率も「1350%」まで緩和されたそうだが、経済活性化のため、という大義でしょうけどこれからの縮小時代にそんなことされたら、その分結局地方にしわ寄せがくるのは必然ですよね?

そして右上のは豊洲市場ですが、これまた築地なんて一等地に平屋の市場があるのは勿体無すぎる、という発想で移転されたようなものだと思っていますが、つまり跡地にはそうち馬鹿でかい開発がされるんでしょうけど、そんなことやりつつ地方創生なんて言っているなら、どちらかやめちまえ、と思う。つまり両立は難しいと。

しばらく前に書きましたが、10年過ごした大阪に久々に行って、大阪駅あたりを歩いたら随分開発がされて変わっていたし、その分人だらけでしたが、昔の面影もなく気持ち的にも疲れてしまいましたが、都市とか街並みとかって、いつまでも変わらない部分がないと、ただ目新しくて目先の客は増えても、長い目で見ると魅力的とは思えないんじゃないかと思いますが、上記たちはただ「新しい」だけですよね。

それでも東京の巨大な駅と市場。廃れることはありえないし毎日バンバンお金が動くんでしょうから回っちゃうんでしょうけど、まあ田舎もんのヒガみですねw

でも上記の通り、こんな風に東京でバンバン行われている巨大開発が、間違いなく地方の退廃に影響するし、静岡県なんて交通的にも近いしもっとも影響を受けているはずですから首長さんたちに声を上げていただきたいと思ったりもします。

しかし公共事業(に近いものも)って工事にお金かかってるなあ〜と見ればわかりますが、私たち民間の一般人たちが慎ましく節約しているんだから、もう少し節約できるしすべきじゃない?って思います。