新建築1月

  • 2013.01.13
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出来ましたね、ルーブル・ランス!
ご存知かとは思いますがSANAAがコンペでとったやつです。
さすがだなあ。この押し付けがましく無い新しさというのか。
今回のポイントは語られてますが、アルミパネルでしょうね。内装にもちらりと見えてますがガラス張りでない外装にも使われいて、このランスの風景や中の展示品を柔らかく反射していて、ガラス張りの部分とのバランスがいいのと、本家のルーブル宮のインテリアと張り合っては負けるしかない中で新しい質を生み出していると思います。
妹島さん、西沢さんの解説を読んでいると、いつもながらに新しい良いものを生み出すのに本当に良い関係でやっているんだなあと感じますし、それはつまり常に新しい可能性を探りつつ、一つひとつのプロジェクトで何かを得ながらまた次のプロジェクトに生かしていっているなあと思います。
ただ、SANAA的というより妹島さん的な割り切った(ような?)ガラスの建築はどうも落ち着かないと感じてしまって特に好きではないんだけど、西沢さんが一緒にやることで、ちょっと優しい、人間的な建築になっているので、金沢もですが好きです。
その後いくつもつくってますが、金沢以降一番の建築じゃないかな?
いつか機会があれば是非見てみたいと思いました。