取材

  • 2013.10.08
  • BLOG


日曜日にとある雑誌の取材でTkさんちに行って来ました(詳細は12月ごろ出版されたときに)
昼過ぎからお邪魔して、夜景の撮影もされたので、5時間位は滞在させて頂いた事になり、その間にご夫妻や編集長さんやライターさんとお話したりしているうちに、楽しく時間は過ぎました。
基本主役はお住まいのご家族なのですが、問われるままに思った事をペラペラ話してしまい、あれで良かったんだろうか?などとも思いましたが、どのようにまとめて頂けるか、とても楽しみです。というか、このスマホで撮った写真も、ご家族の団らんシーンをやっていただいている最中ですが、自分が設計した家をこのように見た事は初めてだし、何となく初めて自分の仕事を客観的にしてもらった感じで新鮮で、また楽しかったです。
自分で建てて住んで3年が過ぎましたが、その経験をしたからか、また歳のせいか、以前はもっと「つかう」より「つくる」事に軸足を置いていたように思いますが、やっぱりその後いかに使われ続けるか?という事にこそ価値があり、竣工写真で、生活感もなく、でもカッコイイ、みたいな成果物には大した価値はない、と少しずつ思うように変わって来たように思います。
でも、やっぱり背筋のピーンと通ったような美しいものをつくる事によって、少しでも永く、大切に使われ、大切に思われる建築になるのだと信じて、背筋を伸ばして設計を続けなきゃいけないとは思っています。
楽しみだなあ。