亀のしごと

  • 2010.02.28
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最近ちょっといろいろと考える機会がありました。
twitterやってると、情報というもののすごさや恐ろしさ、そして自分をちゃんと持っていないと危険ですらあると感じたり、でも皆さんすごいな〜と感心したり。
でも一方で自分はやっぱりものをつくる、ある種職人なんだと、改めて思いました。
もちろん直接自分でつくるわけじゃないけど、ものをつくるという大切さは、直接つくらなくても十分に感じているつもりです。
情報の世界に生きる方々が鳥だとしたら、僕らものの世界の人びとは地面から飛び立てない、それも決して足の速くない亀のような動物かなと。(大量生産できるものづくりは早く走る動物かな)
だから自由に飛ぶ鳥を見てうらやましがっても何も始まらない。
かといって鳥の存在を知らないのは良くない。
自分は亀だと自覚しつつ、鳥の存在も良く知って、亀としてより良く生きる努力をする。
と、訳が分からないたとえ話になりました。笑
でも話はつづき。。
歩みの遅い亀だけど、のんびりしていられないのが今の設計という仕事。
寝る間も惜しんで、少しでも早く歩める工夫もして、それでやっと役目を果たせるというか。
だから大変だからこそ、きちんとした目標意識を持たなければすぐに挫折してしまう。
一緒に歩むスタッフ亀たちにも同じように歩んでもらわなければ困る。
まずは目標を同じく持ってもらわなければ。
だから僕の目標意識に共感できなければ長くは共に歩めないだろう。
でもそれも分からずに、考えようともせずに、一緒に歩みたいと志願する者が沢山いる。
そしてそんな者たちとは、最初から一緒に歩みたいと思う事はできないです。
だから、せめて、まずは何故亀なんて動物になりたいのか、そして何故僕という亀と一緒に歩みたいのか、そのくらいはきちんと伝えられるようになってから志願してほしい。
真面目に書いたつもりが、亀のたとえ話なんて不真面目に聞こえるって??
いや真面目です。
僕にとってスタッフというのはとても大切な存在なので。
でも、今までいてくれたスタッフたちにも、ワガママなボスで申し訳なかったと思います。