コンペ−2

  • 2008.02.15
  • BLOG


暇なのか、って思われそうですが、今は結構忙しい中で、前のに続いてやってしまいました。おかげでここしばらくは休みも全くない感じになり、疲れ気味です(^_^;)
「ぐんま総合情報センター」という群馬をより良くPRするための拠点を銀座のビルの中につくるというコンペで古谷誠章さんが審査委員長だったので、面白そうだと思ったので、連続にはなりましたが、思い切ってやってみましたが、やはり少し疲れ気味な中少し無理矢理になってしまいました。。
群馬県というのは、この5年とかもっと、住民参加型の公共施設整備をとても実験的に行って成果を出して来ています。浜松市などがやっている、市民ワークショップや市民懇話会的なものを、施設整備の言い訳に使っているようなレベルの低いものでは決してなく、行政の方もとてもボランタリーで動いてきていたようで、そうでなければ決して実現はできません。
私も以前はいろいろなボランティアや、市民ワークショップなどで、行政とも関わってきましたが、使う側(つまり市民)の主体性を本当に尊重していなければ発言する市民にも責任感が生まれず、市民を巻き込む意義は生まれないと思います。
と話はずれましたが、様々な展示やイベントなどに対応しながら、群馬のものやひとなどをより魅力的に発信する場として、いかにも「パネル」「展示台」に「展示されている」という見え方をするのではなく、森の中を歩いて、様々な動植物や自然などに出会うような発見をして欲しいと思い、横格子の折戸式のパネルを天井レールで吊って、様々なレイアウトを工夫したり、格子の間に棚板を差込んだりして、その格子の間からも向こうが透けて見えて、森の中で枝葉の間から向こうが見え隠れするような雰囲気をつくれればと思いました。
展示する、見せる側の創意工夫で空間の可能性が膨らんでゆくこと。
スポーツでも、もちろん社会にもルールが有り、ルールがあるからこそ、その中で様々な可能性が膨らみ、楽しく、熱狂できるようなものも生まれてきます。
でもそのルールはがんじがらめではなく、可能性を与えてくれるものでなくては成らないのですが、そのルールとしてこのパネルを考えました。
こんな説明と画像だけでは伝わりにくいと思いますが、もちろんもっといろいろと表現して提出しています。
でも、ハードとソフトも含めた提案を求められていて、施設のビジョンも含めてまだはっきりしていないような中での提案だったので、こちらもピントが良くわからないままでして、これも結構な応募数だったですし、やはりダメでした。
もっともっと日頃からいろいろな経験をして、勉強をして、限られた期間内でももっと良い提案ができるようにしなければダメだな、と改めて思う今日この頃でした。